ナゴヤドームの今シーズン最終戦に行ってきた。
 
立浪の挨拶くらいはあるらしいと聞いていたのだが、実際のところは完全な引退試合。試合前の守備練習ではずっとファーストにいて、ブランコは小池や英智と一緒にライトの練習をしていた。「もしかして」と思ったらスタメン発表は4番ライトブランコ、6番ファースト立浪でスタンドはどよめいたね。1打席で交代かな、塁に出たら代走かな、テレビ中継の時間までは引っ張るかな、と思ってるうちにフル出場。さすがに落合も空気読むわな。
 
結果は4の3(二塁打1)、1打点。どう見ても戦力ですありがとうございました。
 
特に最終打席の右中間突破のタイムリーツーベースは「これぞ」という当たりで目がうるうるした。演出かどうかは知らんけどストレート勝負してくれた越智ありがとう。
 
試合後の表彰式では、今期活躍した吉見、チェン、井端、ブランコ、川井、立浪が表彰されたわけだが、この日先発して醜態を晒した川井の時だけ明らかに拍手がまばら(笑)
 
全体的な段取りの悪さに苛つきながらも(「この後すぐ!」と言いながら何度もCMを挟む特番のような)、スタンドは満員のまま立浪の引退セレモニーへ。PLの監督、桑田、清原、片岡、橋本、加藤晴彦、誰だかわからない人、立浪の家族が次々と登場。星野は来なかった(笑)
桑田清原は来てるらしいという情報があったものの、片岡と橋本は「来たら熱いな」と話してたレベルだったから嬉しかったね。
 
 
そして立浪の挨拶。
 
「走ることと守ることができなくなった」
 
これは事実かもしれんが、
 
「皆さんの声援に応えるバッティングができなくなった」
 
これは違うぞ。今シーズンの中日で声援に応えるバッティングをした数少ない選手の一人なのに。このくだりで再び俺の涙腺は危険水域に達した。同行の友人もやばかったらしい。
 
その後は近年まれに見る勢いでひたすら酒を飲みまくりつつ立浪の思い出を語り、ビジホで就寝。翌朝そのまま出勤する友人を見送った俺はチェックアウト時刻まで二度寝して帰宅したのであった。帰宅後もひたすら爆睡。休みとっといて正解だったな。
 
 
ありがとう立浪和義
 

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