クロサギ　＃8

加藤が再登場。……ドラマとは全然関係ない話で恐縮だけど加藤って朝のワイドショーの司会やってたよね？
今もやってるかどうか知らないけど、俺が見たときは山口の母子殺害事件の話題で、加害者の弁護士か誰かがゲストで出てたのよ。その人が「この首の締め方じゃ力が入らないから殺意は認められない」といった主旨の発言をした時に加藤がブチ切れて「何言ってんスか！　力入るでしょうが！！」で怒鳴って睨みつけたんだよね。
……それを見て、正直ちょっと加藤を見直した。まぁ司会者としては失格な行動だけどさ、彼の反応は人間としてすごく健全なものだと思うんだよね（俺はね）。少なくとも女の子泣かせて「狂犬」だの何だの言ってる彼が嫌いだった俺にとっては見る目が変わるきっかけになった。お偉いセンセーがたに噛み付いてこそ狂犬だよね。まぁ頑張って。
　
　
えっと、何の話だっけ。あぁクロサギだ。申し訳ない。
　
　
クロサギねぇ……。演技はね、まぁ仕方ないんだよ。まず配役ありきって面もあるだろうし、ある程度の制限がかかった中でやっていかなきゃならないわけだし。だから俺がドラマを見るときには、役者の演技力は極力気にしないことにしてる（その分、脚本とか演出には結構文句言いたくなっちゃうんだけど……）。うん、演技は仕方ない。だってメインが山Pとまきまきだもん、むしろ周囲が支えるくらいじゃないとさ。医龍を見てごらんよ。坂口も水川も稲森もかなり大根だよ。しかも3人ともメイン中のメインキャラだよ。どう見てもヤバイじゃん。事実、ほとんどこの3人しか出てなかった第1話を見終わった段階では完ぺき地雷踏んだと思ったよ。でもそれ以降でかなり巻き返した。脇の固めっぷりが半端じゃない。岸部一徳に夏木マリに佐々木蔵之介に阿部サダヲに北村一輝……穴だと思った小池徹平もハマリ役だったし。特に今回はもはや神の領域に達していたよ。夏木マリが手術室に向かって廊下を歩いてくる場面なんか背中がざわざわしたもん。格好いいにも程がある。サダヲの「お立ち台〜！」も痺れた。演出にちょっとクドさを感じる（スローモーション多用しすぎとか）けど、漫画原作ってことを考えたらちょうどいいのかも。あと音楽がめちゃめちゃイイ！！　特に患者が助かった時とか、ちょっと良いセリフの時に流れてくるあの曲ね。サントラあったら買っちゃうくらい好き。やっぱ金かけてるだけのことはあるね。
　
　
あれ？何の話だっけ？　あぁクロサギか。
　
　
まぁあれだな、空腹のあまりコーヒー豆を食うまきまき可愛い。あと市川はそろそろ氏んどくか。