大友

2006年1月18日 バレー
彼女が何を思って行動したのか、僕には想像するしかない。
同じ物を見ても、それに対して何を思うかは人それぞれだから。
何を思い、どう行動するかは人それぞれだから。

宝来や荒木が行けなかったアテネに行き、彼女は何を見たんだろう。
ボロボロの体で戦う吉原や、批判も非難も一身に浴びる竹下の姿を見て何を感じたんだろう。
「こんな、バレーしかない人生はまっぴらごめんだ」と思ったのだろうか。

将来は全日本の中心に、もしかしたらキャプテンに…という構想は当然あっただろう。
少なくとも柳本の脳内では。
それは彼女もわかっていたはずだ。
「勝手に期待するな。ウザイ。私は全日本を背負う存在なんかじゃない」と思ったのだろうか。

結婚して子供を育てる方が、バレーよりも楽な道だと思ったのだろうか。
…僕は独身男だからよくわからないけど、そんなに簡単なことなんですかね?
バレーは嫌になったらやめれば済むかもしれないが、子供はそうはいかないですよ?

……というわけで
バレーボール選手としての責任を果たすことよりも、ひとりの女性であることを選んだ(そこにも責任は生じるんだけど彼女は気付いてるかどうか)大友さんに免罪符として次の言葉を差し上げます。
ついでに矢口さんにも(笑)

『性は地獄から天国まで存在している』 カール・グスタフ・ユング

お幸せに。

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